空飛ぶベッド

スーパーの店長の忘備録。

【書評・感想】小さな習慣 スティーヴン・ガイズ著 とにかく1回やれ。話はそれから。

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どうもこんにちは、お塩です。
今日は「良い習慣を身につけるには?」というテーマについて。

習慣を作るための本。

僕は自己啓発本を読むのが好きなんですが、
読んだだけで実生活にはそのノウハウを落とし込めず、
「なんて意味のない行動なんだ」とあとから後悔することしきりです。

実際のところ、
早寝早起きをしようとか、
体力をつけようとか、
ある分野の知識を身につけようとか、

いわゆる「良い習慣」を身につけようと
ハウツー本を読んだりしてきたんですが、
ついにそれをひとつも継続できずに現在に至ります。

そこで最近ふと思ったのが、
「さまざまな分野のハウツー本を読んできたけど、
習慣を作るためのハウツー本は読んだことがないな」
ということ。

そこで今回読んだのが
スティーヴン・ガイズさんが書いた「小さな習慣」という本。

今回は僕なりのこの本のエッセンスを紹介していきたいと思います。

モチベーションや意志の力を過信するな。

あることを「継続」するためには何が大事か、
という話になると必ず「モチベーション」「意志の強さ」という言葉が出てきます。

いかにモチベーションを毎日高く保つか。

腕立て伏せを毎日50回する、と決めたなら、
来る日も来る日も腕立てを50回し続けるという意志の力が必要だと。

巷でよく言われていることですし、
誰が聞いても正論に聞こえるでしょう。

そして、それを継続できないのは
モチベーションが低い、意志が弱いからだと言われても納得してしまいます。

しかしこの本ではその論法を真っ向から否定しています。

確かにモチベーションが高い日は腕立てを50回こなせるでしょう。
しかしどんな人でも毎日、
腕立て伏せ50回に対するモチベーションが高いなんてありえない。

体調が少し悪かったり、
誰かに嫌なことを言われたあとだったり、
残業して家に帰ってきたときには?

それをしなければ生活できなくなるとか、
人生の目標が失われるとかでない限りは、
大抵の人は腕立てなんてやめてしまうんじゃないでしょうか。
いや、そうに違いない。

目標は「バカバカしいぐらいに小さく」。

そこで著者が主張しているのが、
目標を「バカバカしい」「やらないほうが難しい」「失敗しようがない」ぐらいに小さくすること。

腕立てで言えば「毎日1回腕立てをする」という目標にする。
(正確には1回以上、ですけどね。)

たった1回じゃ何も変わらないじゃん、と思うでしょ?

もちろん、目的は毎日1回「だけ」の腕立てをすることではありません。

著者はいろいろ書いてますが、
僕が納得して読み取れたメリットは2つ。

①0→1のハードルを極限まで下げる。

どんなことにも言えることですが、
1を10にすることよりも、
0を1にすることの方が労力が必要
です。

腕立てで言えば、
目標をはじめから50回にすると、
人間は無意識のうちにやる前から50回したときのしんどさを想像してしまいます。

そして、その想像したしんどさと目の前の誘惑物(TVやスマホなど)とを比べてしまい、
ついに1回も腕立てをすることもなく習慣はそこで途絶えます。

ところが目標を1回(以上)にすると、
3秒でできることなのでしんどさを想像することや、
他の誘惑物としんどさを比較することもなく
すぐに始めることができます。

人間の心理は不思議なもので、
一旦行動を始めるとモチベーションがあとから付いてきます

1回でも腕立てをしてしまえば、
大抵の場合は「せっかくだからもう少しやろう」
ということになります。

結果として、毎日無理のない範囲で腕立てをすることができるようになります。

②継続のハードルが極限まで下がる。

先程も書きましたが、
腕立てを1回するのには3秒もあれば十分です。

腕立てを1回するのに体力も精神力も必要ありません。

ということは、
どんなに忙しかろうが疲れていようが嫌なことがあろうが、
モチベーションや意志に関係なく続けられる
ということです。

一日に3秒の時間が取れない人なんていませんから。

これが何を意味するかというと、
「圧倒的に習慣化しやすい」ということ。

これも先程書きましたが、
0を1にできれば、その後は比較的楽にレベルを上げやすくなります。

なので、特に初期のうちは、
まず小さな目標を習慣化する、ということを最優先に取り組んでいきます。

目標を大きくするのは慎重に。

小さな習慣で一番大事なのは、
1回できればOK!と心底思うこと。

もちろん、そこから上積みできれば素晴らしい。

素晴らしいけど、上積みしなくても問題ナシ。

こういう心持ちでなければいけません。

要は、
「表向きは1回という目標を掲げているけど、
実際は50回はしないとやったとは言えないな」
みたいなことは考えないでね、ということ。


腕立て50回をどんなモチベーションのときでもこなせるのであれば問題ないですが、
そうでないのであれば目標にしてはいけません。

人間は「毎日目標を達成できた!」という自己肯定感によって
より習慣を強固にできます。

でも心の奥底で50回!と思っててできなかった場合、
この自己肯定感は大きく損なわれてしまい、
習慣化に悪影響を及ぼしてしまいます。

そうならないためにも、まずは最初の1回を目標に。
その日1回やってみて、もっとできそうならやりたいだけ。
ただし、どんなに疲れてようが気乗りしなかろうが
最低1回は絶対毎日やる。

ブログを習慣化したいなら、
毎日2000文字!ではなく
毎日50文字を目標に。
もちろん、書きたければ書きたいだけ。
ただし、どんな状況でも毎日最低50文字は書く。

そうすることで毎日の目標達成のハードルは極限まで下がり、
習慣化しやすくなっていきます。

「小さな習慣」のまとめ。

実はここ2週間毎日筋トレをしているんですが、
ちょっとダレてき始めた頃にこの本に出会えてよかったと思ってます。

筋トレの場合、最初の一回というか、
腹筋なら腹筋の姿勢に入るだけでも自然にトレーニングを始められます。

やはり最初の1回というのが最大のハードルなんだなと
ひしひしと感じているところです。

意志の力で2週間続いていた自分もなかなかなもんだなと思いますが、
今後はこの「小さな習慣」の力を借りて継続していきたいと思います。

あれ、まとめになってねぇな?
まぁいいか。

それでは今日はこのへんで。