空飛ぶベッド

スーパーの店長の忘備録。

男の育児休暇取得を阻む人たち。こんな時どうする??

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どうもこんにちは。
1年ちょいの育児休暇取得中の男・お塩です。


僕が育児休暇を取得することを決めたのは、奥さんの妊娠がわかった直後でした。


その前からもぼんやりと取得しようかなぁ、とは思ってたんですが。


その頃は育児休暇制度に対して全くの無知でしたがある程度の貯蓄はありましたし、育児というものにガッツリ関わってみたいなという好奇心めいたものがあったんですよね。


世間があまりしてないことに対して憧れを持つ、天邪鬼な性格の影響もあります。



で、いざそれを周りに話してみると、みんな予想してなかったのかポカーン( ゚д゚)???とした反応ばかり帰ってきたことを覚えています。


それでも「スゴイじゃん!」と肯定的に捉えてくれる人が多かったんですが、たまに意地悪な言葉を投げかけてくる人もいたりして。



僕はあまり周りの評価を気にしないのでなんてことなかったですが、気にする人もいると思うので、そんな反応に対する心構えめいたものを書いておこうかなと思います。



経験上、肯定的な反応をしてくれる人がほとんどでしたが、中にはこういう人もいるんだ、と構えておいて損はないでしょう。

Q1、育児休暇なんて取ったら、出世に響くよ?

A、育児休暇の取得だけでそういった差別をすることは禁止されてます。


あと、多くの会社で「福利厚生の充実」をアピールしていく流れになってます。

その中には「男性の育休取得の奨励」も含まれている場合が多いでしょう。


そんな中で長期の育休を取る男性が現れることは、会社の実績にもなります。

それほどに、男性の長期の育休取得者はまだまだ珍しい存在です。
(実際、僕が人事部に育休を1年取りたいといったら、二つ返事で「スバラシイ!」と言われましたよ(笑))



それを社交辞令と考えるかはそれぞれですが、人事部としても実績を上げる材料と言えると思います。


復帰後の待遇改悪なんてしてたら悪評がたちまち広がって会社的にもマイナスです。


基本的にはもとのポスト(もしくはそれと同等のポスト)に復帰させることが基本線ですし、上記の推測から僕も立場の改悪はないと思ってます。



ただし、復帰後のパフォーマンス低下が著しい場合は降格等もあり得ますし、それは受け入れないといけないという覚悟もしてます。


Q2、そんなに休みとって何すんの??

A、育児だっつってんだろ!

これもよく言われました。

一年も要らないだろ?みたいな。


男性が育児休暇を取る理由は人それぞれだと思います。


親からのサポートが得られない
奥さんの体調が芳しくない
男性でも育児を経験してみたい
奥さんの方が収入が高く、奥さんが働きに出たほうが効率がいい


僕の場合は親のサポートも距離的に難しかったので二人で協力して育てていきたかったということと、僕自身が育児に興味があったことで育児休暇を取得しました。



一人目で奥さん一人では不安も多いだろうと思いますし。


そんなに休みとってどうすんの?という疑問が、奥さん一人で家事も育児も問題なく回るという意味なら、それはそれでいいんです。


備えあれば憂いなし。


本当に一年も要らないな、と思ったら切り上げて復帰する道を探ればいいと思います。


でも現実問題そんなことないと思うのです。


実際やってみて、有り得ないと思いますし。


特にはじめの2か月はしんどいとよく聞きましたが、3か月以降も大変ですよ?

絶対に一人より二人いたほうが奥さんのためにもいいです。


家事育児が一通りこなせる夫であれば、家に居ると奥さんはかなり助かります。


産後イライラしてる時期は鬱陶しがられるかもしれませんが(笑)


あ、育休をただ休める期間だと思ってる男は邪魔なので会社に行った方がいいですよ。


Q3、奥さん一人で充分でしょ??

A、充分かはやってみないとわからないし、というか充分だったら男は育児しちゃいけないの??


上の答えと被る部分がありますが、やはり一人で家事も育児も問題なくこなせるとは思えませんでした。


実際やってみて、不可能だと思います。


経験してみてつくづく思うのは、一人で家事も育児もこなしている(こなそうとしている)人ってめっちゃスゴイということ。


僕ら夫婦にはとても無理に思えますね(^^;


イクメンと言われる旦那さんであれば、仕事から帰ってきてからや休みの日は家事育児を手伝ってくれると思いますが、それではどうしても不十分なのが実際のところではないでしょうか。



家事育児を一人がメインでこなすということは、それほどキャパオーバーなことだと思います。


100がキャパの最大値だとして、夫婦そろって家に居れば家事育児は50ずつで分担できて余裕があると思われがちですが、実際はそんなに余裕しゃくしゃくではありません。



それは一人でやっている人が150とか180とかいうボリュームを一人でこなそうとしているから。


僕の奥さんは、僕の育児休暇が明けたらどうなるのか…と今から不安がってます。
(育休明けまで半年以上ありますが)


Q4、お金はどうすんのよ??

A、貯金あるし、給付金がでるよ!

これは意地悪ではなく、心配で言ってくれてるんですが、お金のことを心配する人が多かったですね。


これの答えは、貯金をどれだけできているかで変わってきます。

貯金と言ってもそんな莫大な金額は必要ないのでご安心を。


育児休暇中にもらえる給付金のことを「育児休業給付金」と言います。

これは普段毎月支払っている雇用保険から出てきます。


もらえる金額はざっくり言うと、はじめの半年間は月間の総支給額の2/3、それ以降は1/2の金額です。


給付金があるなら貯金なんていらないじゃん、と思われるかもしれませんが、問題は給付される(振り込まれる)タイミング。



2か月ごとに2か月分がいっぺんに振り込まれますが、僕が初めて給付金が振り込まれたのが、育児休暇を取得してから4か月後。


手続き関連は最速でやったので、遅れるということは考えにくいです。


つまり4か月は最低でも無給で生活できるほどの貯金が必要になります。

余裕を見て最低でも半年分の生活費を貯めておくことを強くお勧めします。


また、給付の金額自体も決して多いわけではないので注意。

給付金から税金も払わないといけないので、余裕はないとみておいた方が賢明です。


もし貯金の面で不安があるけど育児もしたい!という場合は、取得期間を慎重に決めたほうがいいですね。


まとめ

以上、僕が育児休暇取得を打ち明けたときに周りから帰ってきた反応集でした。

基本的には肯定的な言葉をかけてくれる人が多かったです。


まだまだ男性の育児休暇は浸透してないので、やっかみも含めて受け入れられない人もまだまだいるんでしょうが、せっかくの権利なので自分と家族のことを大事に考えて僕は動きました。



これから育児休暇の取得を考えている人に少しでも役立てば幸いですね。

それでは今日はこのへんで。